日本生物高分子学会(Japan Science Society of Biological Macromolecules、JSB と略称)は、生物そのもの及び生物が生産する高分子量の生物質、すなわちタンパク質・酵素、遺伝子・核酸、糖鎖・多糖質、複合脂質・生物膜などの生物高分子(biological macromolecules)に関する基礎と応用・開発および細胞高分子の構造―機能相関解析とその活用に関する研究集団です。会員数の小さな規模で濃密な討論・活動集団を目指し、産・官・学の連携、業界と社会・学生との橋渡し、殊に新しい生物起業の創製に力を入れていきたいと考えています。
包含する研究領域は 1)合成、分解、転移などの反応を触媒する酵素 2)生物高分子を主体とする素材(食・医薬材、繊維、製紙) 3)酵素・タンパク質の機能創出と制御 4)生命環境(撹乱物質、少子化、牡の雌化) 5)生物膜装置と細胞活動(生物応答、細胞融合、シグナル受容) 6)生物道具・器械(ベクター、ヴェシクル)と新生物の創生 7)生物産業の立ち上げ、新企画など 要するに生物高分子を軸として展開するバイオサイエンスとバイオテクノロジーの世界といえます。
このため、年一度の大会(研究発表会)と最も重要視する研究集会として生物学技術(BT)を活かした新しい事業展開や生物起業(バイオヴェンチャー)を勉強するBT戦略会議を年に数回開催しています。これは産官学の連携共同研究をはじめ各省庁の補助金による助成研究や奨励・促進開発の研究に共同して取り組んでいく検討会議です。
このような活動に積極的に参加くださるかたがたを募集しています。希望される方は下記にしたがってお申込みください。学会年度は10月から翌年9月までとなっています。会員の年会費、特典、及び入会手続きは次のとおりです
会員の種類と会費(不課税)
個人会員: 一般会員 会費6,000 円、 院学生会員 会費2,000 円
ユニット会員: 30,000 円
ユニット会員は大学、研究所、企業、試験センターの講座、研究室、開発室、試験室など最少単位、部署単位(これをユニットと言う)での加入となります。
会員の特典
会員は大会や研究集会に参加できるほか学会誌(J. Biol. Macromol.)に研究発表できます。
ユニット会員は大会・集会に所属部署(ユニット)から複数名の参加が認められますし、毎回異なる人が交代で参加くださってもよろしいです。また、学会誌(A4版)に半頁の公告を無料で掲載していただけます。追加料金で全頁などの広告に変更することも可能です。さらに、大会と学会誌にリポートを発表することができます。リポートは製品・商品などを専門的にご紹介いただくものです。
会費の納入先
中国銀行姫路支店(店番602)普通預金1270263
もしくは
郵便振替 口座番号 01370-9-92201
どちらも,口座名:日本生物高分子学会(にほんせいぶつこうぶんしがっかい)
上記のいずれかへお願いします。領収書は振込用紙をもって替えさせていただきます。振込確認後、学会ニュースの送付などに対応して参ります。
詳細は日本生物高分子学会事務局(jbm-office@cc.ocha.ac.jp)へお問い合わせください。
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